仙台三高音楽部のポップユニット

それから

 
もう一年が経ったね
手放したものと引き換えに
もっと大きなもの 見つけられたかな
私達、これでいいんだよね
いいんだよね
 
振り返るだけの余裕があれば
ここに来て焦がれることもなかったのに
立ち止まるだけの勇気があれば
今更迷ったりはしなかったのに
 
頭の中でさえ うまく笑えてないな
立ち並ぶ人達 どこ見て笑えばいいの
 
もう一年が経ったね
手放したものと引き換えに
もっと大きなもの 見つけられたかな
目標だけを見つめて
無駄は省いて わかってる
私達、これでいいんだよね
いいんだよね
 
分かりにくい嫌味 も気づけるくらい
上手になったはずなのに 生き辛いな
くだらない嘘に 笑えるくらい
立派につまらない人に成長できた
 
頭の中でさえ うまく笑えてないな
立ち並ぶ人達 どこ見て笑えばいいの
 
もう一年が経ったら
手に入れたものも突然に
ふっと消える日が来てしまうはずだから
目標だけを見つめて
無駄は省いて わかってる
私達、これでいいんだよね
いいんだよね
 
 
 
目を開いてみた顔 意味はそんなに無くて
立ち並ぶ人達 横見て笑えばいいと
 
もう一年が経ったね
手放したものと引き換えに
掴んだもの今度は離さないように
目標だけを見つめて
全てが必要だったんだ
私達、これでいいんだと
見せるから
 
 

絶海

 
 
沈まないで ねえ
確かにあった高鳴りは
自分勝手に
始まり始めて終わり始める
 
空から落ちて死にたいな
雲を突き抜け死にたいな
空から落ちて死ねないなら
君に好きだと伝えなきゃな
 
絶海 空は絶海
もっと上に上を見させてよ
絶対 いつか絶対
間違えたことも正せるように
遠くに
 
帰れないの ねえ
確かに見えた末端は
自分勝手に
始めもなかったような振りした 
 
空から落ちて死にたいな
雲を突き抜け死にたいな
空から落ちて死ねやしない
君が好きな私の内は
 
絶海 空は絶海
もっと上に上を見させてよ
絶対ここで絶対
全てを溶かしてしまえるように
遠くに
 
欲しかったのは 高さじゃないね
まだ遠くの まだ遠くに 
広がっていく景色  
 
絶海空は絶海
きっと明日は明日を夢に見て
絶対いつか絶対
綺麗な軌跡を残せるように
 
もう一度
 
 

いえない

 
誰かがたまに通る 少し遠くの道
眺めているだけで 今度今度って変わってく
今だって悪くない けど損と言われたら
これまで通りには 笑えなくなる
 
平気だよって踏み付けるようで
冷たい壁が二枚二枚
余分な気持ちを削いでそれで
冷たい息が一つ一つ
 
サビ)相対する回数も減って
大人になって行くなら
大体君を教えて欲しい
目に見えていること以外は
思っているよりも知らないから
 
人とたまに目が合う 少し長い道
うつむいてばかり 今度今度って変わってこう
今だって十分大事で これからも大事だけど
これまで通りものは 残ってないよな
 
平気だよって踏み付けるようで
冷たい壁が二枚二枚
余分な気持ちを削いでそれで
空になったら どうしようか
 
相対する回数も減って
段々離れていくなら
沢山話をきいて欲しい
目に見えていることだって
思っているよりも知らないから
 
相対する回数も減って
お互い忘れていくのかな
大体それで違いないな
けどもっともっと
 
相対する回数は減っても
確かなものが残るように
もっと君を教えて欲しい
目に見えてない君のことも
今よりももっと分かりたいから